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なぜ、ハゲるのか、AGAの原因!

薬を飲んでいる男性

男性の薄毛は、「M字ハゲ」や「O字ハゲ」と呼ばれているように生え際から頭頂部にかけての部分に集中するのが特徴です。
これは、この部分の毛根の内部にII型5α-reductaseという特殊な還元酵素が存在していることが関係しています。

この還元酵素は、男性ホルモンのテストステロンをより強力な活性を持つDHTという物質に変換します。
このDHTが、毛乳頭細胞のアンドロゲンレセプターと結合するとTGF-βという脱毛因子が誘導されて、成長期の髪の毛が退行期や休止期に移行します。
これにより、通常であれば3年~5年程度は続く髪の毛の成長が半年~1年程度にまで短縮されるので、太く長く成長することなく抜けてしまうようになります。

なお、このようにDHTが原因の薄毛は、男性ホルモン型脱毛症という意味の英語Androgenetic alopeciaを略してAGAと呼ばれています。
テストステロンの分泌量が急激に増加する思春期以降に時間をかけて徐々に進行していき、最終的には生え際が後退して頭頂部までの髪の毛は完全になくなってしまいます。

このために、AGAは基本的には単なる生理的な現象に過ぎず健康面での影響は全くありませんが、見た目という点においては発症する前の面影をなくしてしまうほど変わってしまうので、社会的には全くノーダメージというわけにはいきません。
特に、20代全体でも発症頻度は10%にしか満たないので、10代や20代の前半で進行してしまった場合は精神的には大きなショックを受けてしまうことになります。

ただし、「病院に相談だ」などのテレビコマーシャルでも繰り返し宣伝されているように、現在では医療機関によるAGA治療も本格的にスタートしています。
しかも、かなりの高確率で進行を防ぐことが可能となっており、以前のようにかつらをかぶるか諦めるかしかないという状況ではなくなっており、若くして進行しているような場合でもそれほど悩まなくても大丈夫です

DHT(ジヒドロテストステロン)の抑制方法

薄毛を改善する方法として広く知られているのは、頭皮に有効成分を浸透させる育毛剤というアイテムです。
主に、血行を活性化する成分が配合されており、毛乳頭細胞に栄養素が潤滑に届けられるようになります。
すると毛乳頭細胞が発毛指令を発信し、これを受診した毛母細胞が分裂して髪の毛が成長します。
つまり、血液循環を活性化する成分が配合されている育毛剤を使用することにより、発毛促進効果が得られるということになります。

ただし、AGAに対してはこのようなアプローチだけでは改善効果を期待することは出来ません。
何故なら、根本的な原因は改善されていないので、仮に新しい髪の毛が作り出されたとしても成長途上で抜けてしまうからです。
このために、AGAに対しては頭皮の血行を促進するという通常の薄毛治療とは異なる方法が用いられています。

それでは、現在のAGA治療はどのような内容かというと、原因物質のDHTの生産量を抑制するために、この物質の生産に関与しているII型5α-reductaseの活性を阻害するという方法を用いています。
具体的には、飲む育毛剤と呼ばれている内服薬を投与するという方法です。

なお、この内服薬はアメリカで前立腺肥大を改善するために開発されたもので、ノコギリヤシという天然ハーブをモデルとしています。
ちなみに、前立腺肥大は前立腺内のII型5α-reductaseによりテストステロンがDHTに変換されたことが原因で、発症する仕組みはAGAと類似しています。

このために、AGA治療で用いられている内服薬と共に、そのモデルのノコギリヤシを服用するという方法もDHTの抑制に効果的です。
ノコギリヤシは、日本では医薬品では無くサプリメントとして提供されており、入手するのが容易というメリットがあります。

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